ホログラム・ワークスでは、特許取得のホログラム製法技術「シンクロタバック」「シンクロプレス」「シンクログラム」の3つのハイブリッドプレスシリーズを基本に、従来のホログラム製作工程の課題を解決する独自技術を数多く開発してきました。
国内自社工場で所有する設備も併せて紹介します。
設備紹介
設備紹介
ホログラムレーザー加工機 4台 | |
ホログラムフィルム ラミネーター1台 | |
ホログラムエンボス機 2台 | |
ホログラムニスコーター 1台 | |
フィルムマスター加工機 1台 |
柄の継ぎ目のズレを解消するオーバーラップ処理による
「ダイカット製法」
![](/dcms_media/image/whats_hologram02-04.png)
ホログラムのレーザーの描画エリアは、通常150ミリ×150ミリ程度が最大の大きさになります。これ以上の大きな面積にするにはどうしてもパターンなどの連続柄にするしか方法がありませんでした。
そこで考案したのが、当社独自開発した「ダイカット製法」です。柄どうしの継ぎ目をダイカット処理した部分をていねいに重ね合わせて盛り上がった部分の段差をなくし、柄どうしの隙間やズレが目立たなくしました。これによってポスターのような大判サイズも製作することが可能になりました。
この製法は、あらかじめ分割した各パーツを複数台のレーザー出力機で製作することを可能にして、大幅な製作時間の短縮を実現しました。(特許出願中)
トナー式プリンターを使用した簡易校正・形態サンプル(ダミー)の作成
![サンプル_無料試作01.jpg](/dcms_media/image/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AB_%E7%84%A1%E6%96%99%E8%A9%A6%E4%BD%9C01.jpg)
これまでのホログラム印刷・加工は、パターンホログラムでさえも校正前試作を作る場合は、専用の透明フィルムにインクジェットプリンターで出力したものとホログラムを重ねてイメージカンプにするしかなく、特にパッケージなどは立体的なイメージに仕上げることができませんでした。
これを解決するために、ホログラム・ワークスでは、インキが密着する塗料を開発することで、これまでUVオフセット印刷機でしか印刷できなかったホログラム素材の上層、下層に自由に4色とホワイトの印刷を、トナー式カラープリンターでも印刷する方法を開発しました。
これにより、本紙校正や仕上がりイメージを想定した形態サンプル(ダミー)を最短で作れるようになりました(特許出願中)。
ホログラム・ワークスの設備について
![copy_bck_top_features03.jpg](/dcms_media/image/copy_bck_top_features03.jpg)
当社オリジナルのホログラム演算処理機器、クラス100クリーンエリア、レーザー彫刻機、トナー式カラープリンター、UVフレキソコート機、プリントラミネート機、シートエンボス機から繰り出されるホログラム印刷・加工は、トナー式カラープリンター、枚葉UVオフセット印刷はもちろん、裁断、抜き、箔押しなどの他工程と簡単に組み合わせることが可能です。
この特許技術こそ、これまで見たことのない美しい、高級感のあるホログラムとカラー印刷が融合した有機的デザインを生み出す源です。