トナー式プリントとは

トナー式プリントに適した印刷

出版印刷
雑誌、書籍、コミック、絵本の表紙や付録など

商業・事務用・証券印刷
DM、名刺、ハガキなど

包装・紙器印刷
パッケージ、スリーブなど

特殊印刷
校正前試作、PETシート印刷など
トナー式プリントのメリット
トナー式プリントのメリットは、なんといっても1枚から印刷できるのが大きな魅力です。
ホログラム印刷・加工が可能な専用機に用紙をセットしてボタンを押すだけで業務用オンデマンド印刷機のようなセットに手間がかからず簡単に印刷できます。使用するトナー式プリンターは、CMKY+W、クリア色が印刷できます。
また、専用のアンカー処理することで紙、アルミ蒸着紙、PETフィルムラミ紙、PETシート、透明シートなどに幅広く対応して、他とは比べ物にならない「速さ」「安さ」「簡単さ」を備えた印刷方式です。
また、インキ層がUVオフセット印刷と同様にフラットのため、インキの上層、下層のどちらでもホログラム印刷・加工ができます。印刷履歴の管理もできます。トナー式の箔押しにも対応可能です。
トナー式プリントのデメリット
トナー式プリンターは、最大印刷用紙サイズがA3までに限定されます。また、コート紙などの通常のコーティングをしてある紙は、インキを転写するときのドラムの熱で溶けてしまうので「対応紙」を用意する必要があります。
また、PPシート、PETシート等の伸縮、密着など要注意です。当社以外のアルミ蒸着フィルムを貼り合わせた用紙は、帯電して紙どうしが剥がれづらくなってしまい、断裁などの後工程ができない場合があるのでこちらも要注意です。
よくある質問
Q
トナー式プリンターに適した用紙は何ですか?
A
専用のアンカーを塗布した表面が平滑なコート紙、PETシート、蒸着紙(含フィルムラミ)等が適しています。
Q
他社のトナー式プリンターで出力した印刷物にホログラム印刷・加工できますか。
A
加工可能か事前テストでご確認くださいますようお願いします。
Q
トナー式プリンターでホログラム印刷・加工をしたいのですが、どのようにデザインすればよいでしょうか。
A
基本は、白紙にシンクロタバックならば、イラストレータ―やフォトショップなどの汎用ソフトで上から特色扱いでホログラム1色+カラー4色にデザインしてください。
シンクログラムならば、上からカラー4色+白1色+特色扱いでホログラム1色にデザインしてください。
Q
用紙サイズはどのくらいですか。
A
最大で330mm×940mm程度の用紙サイズになります。
印刷可能な面積は、最大上下左右20ミリずつ内側となります。
特色印刷、フィルムラミ、ホログラム加工、抜き加工の場合は、さらに小さくなります。